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2009年 01月 17日
1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源地としたマグニチュード7.3の大地震が起こった。その地震は、淡路島や兵庫県を中心に大きな被害をもたらし、6千人以上もの犠牲者を出した。
その阪神・淡路大震災が発生してから14年… 私はその日、自宅のTVでニュース映像を見ていた。 あまりにも衝撃的な映像に目が釘付けになり、言葉を失った。 でも、どこか現実味がなかった。 TVに映し出される想像を超えた映像に、それを現実として捉えることができず、映画やアニメを見ているような、不思議な感覚を持ったことを覚えている。 実際に被害に遭われた方々の辛い体験と心の傷は、TVから流れる映像を見ていただけの私には、はかりしれないものがある。 それはもちろん、価値観や生き方を変えざるを得ないような出来事だし、自分の人生を考え直す大きなきっかけだろう。 ある島の宿のオーナーは、この地震を経験した後に、島への移住を決心したとのこと。 地震の後、後悔したくないと、世界一周の旅に出た人がいた。 淡路島出身の友人は、家を持つことに意味を感じなくなっていた。 人生、何があるかわからない…。 先日、1997年に北南米を旅していたとき、メキシコで知り合った友人が亡くなった。 44歳という若さ、奥さんと3人の子供を残しての旅立ちだった。 たくさんの心残りと、悔しさを持ったまま、彼は天国へと行ってしまった。 もっともっと生きていたかっただろう、まだまだこれからだったのに… 昨年、彼が癌におかされて闘病しているという話を聞き、ひさしぶりに連絡してみた。 そのときは、思いがけずに元気そうな彼の声を聞くことができ、安心してしまった。 「また会おうね」 と言ったまま、結局は、会うことはなかった。 もっと強引にでも会いに行けばよかったのかな、と思う。 何もしてあげられなかったな、と後悔ばかりだ。 でも、それは残ったものの勝手な思いなのかもしれない。 彼は今、天国で何を思っているのだろうか… 人生、先はわからない…。 私のこれからの日々だって、いつどこで何が起こるかなんて、誰にも予測できない。 だからこそ、もっともっと1日1日を大切に過ごしていかなくてはいけない、と改めて思う。 心からご冥福をお祈りいたします。
by hastamanana-h
| 2009-01-17 13:10
| ひとりごと
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